関節リウマチ

関節リウマチの発症は特に40代に多いと言われています。特に女性の患者が多く、男性の約5倍ほどです。現在では日本で約70万人ほどの患者がいるとされています。
関節リウマチは全身の関節に炎症が起こり、さらに関節障害から身体機能が低下していく病気です。最初は関節の痛みや腫れ、またはこわばるような症状が表れます。それで、関節の腫れや痛みに長年苦しんでいる方も少なくありません。また、関節リウマチは徐々に進行し悪化すると日常生活に支障がでてきます。そのような方の生活の負担や痛みを軽減し、さらに進行を遅らせることによって日々の生活をサポートすることが接骨院・整骨院の役目と言えるでしょう。

接骨院、整骨院でこわばりや痛みの改善が期待できる

関節リウマチは関節の痛みや腫れ、さらに関節のこわばりといった症状がみられます。関節リウマチの場合、症状が進んでいく時期、そして症状が落ち着く時期を繰り返しながら進行します。それで、大事なことは症状が落ち着いている時期に、関節の動きを取り戻し症状の進行を遅らせるということになります。そこで、接骨院・整骨院では痛みや腫れ、こわばりなどの症状が出ている患部の血流を良くするためにマッサージや電気治療を行うことがあります。

また、関節リウマチは自己免疫疾患です。それで、免疫力を上げるために自律神経の乱れの改善を図るため、生活習慣の見直しや、骨盤や背骨の歪みを整えます。骨盤や背骨にかけての歪みは全身の血流の滞りの原因となっていることが少なくありません。例えば、猫背の方の場合神経の通りが悪くなるばかりか、お腹への圧迫があるために内蔵の働きも低下します。そのことが原因でさらに症状が悪化しているのかもしれません。
血流を良くすること、さらには自律神経の乱れや免疫力低下の原因となる骨盤や背骨の歪みを改善することにより痛みやこわばりなどを軽減することが期待できます。

骨の手術後の回復が期待できる

また変形した骨を手術をした方の中には、その後にリハビリが必要となることもあります。例えば変形下脚の指の骨を手術した方の中にはその後に歩行が困難になり、杖をついての生活を強いられるようになった方もいます。しかし、接骨院に通院することにより、脚の指一本一本を治療することによって、杖無しでも歩くことができるようになった方もいます。

このように接骨院・整骨院では、関節リウマチの患者さんの痛みを軽減するだけでなく、進行を遅らせること、さらには術後の回復のための治療がなされています。関節リウマチは早期の発見がとても大切です。それで、心当たる症状がある場合にはすぐに病院での検査と適切な治療を行いましょう。