膝の痛み

膝の痛みがあると立ち上がったり、歩いたり、しゃがんだりするような日常の普通の動作がとても苦痛になってしまいますよね。膝が痛いのだから膝だけに原因があるように感じるかもしれませんが、じつは骨盤や腰、膝周辺の筋肉の緊張や骨の歪みが関係している場合もあります。

接骨院・整骨院では、マッサージや電気療法などに加え、膝の関節の可動域を広げるために筋肉の緊張をほぐしたり、膝を正しく動かすための必要な筋力をつけ膝に余計な負担がかからないように体のバランスを整えるなどして膝の痛みを改善していくことができます。

膝の痛みにはパターンがある?

膝の痛みというのは、年齢や肥満、関節リウマチやオスグッド、膝反張痛、ジャンパー膝などなどいろいろな原因とパターンがあります。原因が違えばどこに痛みが出るかも変わってきます。それで、接骨院・整骨院ではまず症状を注意深く検査し、原因を追究してそれぞれに合わせた治療を行っていきます。

一例として、よくある年齢を重ねることで起こる膝の痛みの症状としては、最初は朝起きるときに膝に違和感がある程度だったものが、立ち上がろうとしたときや階段を登ったりなどの、膝に力がかかるときに痛みが走るようになったりします。しかし、その後また痛みがなくなることがほとんどなので、多くの方はあまり気にせずに放置してしまいます。ところが、放置していると症状が進行していき、膝が曲げられなくなったり、しゃがむことや正座などの姿勢が辛くなったりします。また、そのまま膝軟骨に炎症が起きてひどくなってくると、膝に水がたまって腫れてしまうこともあります。

整骨院・接骨院での治療はどんなもの?

接骨院整骨院では、痛みや腫れがある膝をテーピングやサポーターによって固定させ、自然治癒力を引き出し痛みを和らげ、炎症を取り除きます。

膝の痛みの原因には膝につながる筋肉にも問題がある場合が多く、その部分も一緒に治療しないと効果があまりないため、マッサージや電気療法、超音波療法などによって筋肉の緊張状態を緩和します。また股関節の歪みやねじれの矯正や、骨盤矯正、背骨矯正で痛みが改善されることもあります。

また、痛みがあるとより膝を動かさなくなって、筋肉が萎縮してしまいますので、膝に負担をかけずないようにしながらストレッチや手技によって狭くなった膝の可動域を広げることあります。

その後、膝周りの筋肉をつけるために運動指導も行っています。筋肉が弱くなることで痛みが出ることもありますから、特に膝の内側の筋肉をつけることによって膝関節を安定させ再発しない体づくりをサポートしていきます。