腰椎分離症

腰椎分離症は、腰部をひねる運動によって負担がかかり背骨と背骨の間の椎間関節が骨折しもとに戻らない状態(分離)のことをいいます。症状としては腰が痛いとか足のしびれなどがあります。10代の成長期や、スポーツ選手などに多い症状です。

腰椎分離症は、早く治療すれば手術なども必要なく治すことができます。一般的にはコルセットでの固定や痛み止めの薬や注射といった対処法が多いかと思います。しかし、それだけでは一時的な緩和にしかならず、痛みを繰り返しているという方も少なくありません。

接骨院・整骨院では、痛みを引き起こしている根本原因を突き止め、そこを改善することによりなかなか治らなかった腰椎分離症のお悩みを解決しています。

まずは腰椎分離症の症状と原因を知ろう!

接骨院・整骨院では、一人一人の症状がどの程度どの範囲のものなのかを確認し、それに合わせた施術を行います。腰椎分離症は腰をひねる動きで負担がかかった結果、椎弓狭部が疲労骨折し、元に戻らず腰椎が分離してしまった状態です。また折れたままになった椎骨が前方にずれた状態をすべり症ともいいます。この状態が続くと、神経が圧迫されてそれが腰の痛みやしびれといった症状にでてきます。

特に成長期の10代で運動部に所属している方に多く発症しています。例えば、野球部でバットを振る時に腰を捻る運動をしていたり、バレー部でスパイクやサーブで腰をそらす運動をしている方に多く、じつは高校球児の約80%は分離症あるいはすべり症を発症しているとも言われています。

疲労骨折が痛みの本当の原因ではない!?

じつは、腰椎分離症を発症している人すべてが痛みを訴えるわけではありません。中には自分が分離症あるいはすべり症であることを知らずに過ごしている方もいます。痛みやしびれが出る人、出ない人、その違いは何なのか?そこに痛みの改善の大きなヒントがあります。

先ほどの述べた通り、痛みは神経が圧迫された結果起こるものです。つまり骨が疲労骨折したことで痛むのではなく、周りの筋肉が常に緊張状態にある結果、痛みやしびれが出ているのです。

接骨院・整骨院で筋肉の緊張を緩めよう!

本当の痛みの原因である筋肉の緊張をゆるめなければ、なかなか痛みは治りません。そこで、痛みを緩和させるため、特に筋肉のしこりがある場所を手技治療、鍼治療によってほぐします。電気療法を用いることもあります。他にも、腰の反りを治すといった根本的な原因へのアプローチが必要になることもあります。

腰や足に違和感がある、痛みやしびれがあるという方はそのままにしておくのではなく、ぜひまずは接骨院・整骨院で適切な初期治療をしてもらいましょう。