疲労骨折

歩くときにかかとの痛みがある、くしゃみや深呼吸をすると痛みが走る、ランニングをしていると足の甲が痛むという方はもしかしたら疲労骨折を起こしている可能性があります。通常の骨折とは違い最初は痛みが少ないので放置されてしまうことも多いのですが、疲労骨折は早めの治療が大切です。接骨院・整骨院では特殊な電気治療や手技などにより痛みを抑え、自然治癒力を高めることで早く治すことができます。

疲労骨折が起こる原因とは?

疲労骨折とは、体の同じ部位に小さな力(負担)が繰り返し加わったことにより骨にひびが入ったり、骨が折れてしまうことです。特にプロスポーツ選手やスポーツ部で運動に励む中学生から大学生の方が疲労骨折を起こし接骨院・整骨院に来院されています。例えば、中学生が高校生になって練習内容がきつくなったり、練習量が増えた時に骨にかかる負担が強くなり疲労骨折になる場合がよくあります。また、筋力や柔軟性が低下した中で過度に負担のかかる動きをしたときにも疲労骨折になりやすくなります。

体のどこに負担が繰り返しかかったかによって疲労骨折が生じる場所は変わります。野球のスイングやウェイトトレーニングをする方に多いのは肋骨疲労骨折です。また10代のスポーツ選手に多いのは腰痛分離症、ジャンプやランニングを繰り返す人は脛骨疲労骨折や腓骨疲労骨折になりやすいといえます。

とはいえ、スポーツをしている人でなくても日常生活や仕事で骨の一部分に何度も負担をかける動作をしていることにより疲労骨折が起こることもあります。長期間ひどい咳に悩まされていた人が肋骨を疲労骨折するのは代表的な例です。また女性では、閉経後ホルモンバランスの乱れにより骨密度が低下し、疲労骨折が起こりやすくなりますので注意が必要です。

その痛み、そのままにしないで!

一度に大きな衝撃や力がかかり骨が折れてしまう通常の骨折とはちがい、疲労骨折は放置されることも少なくありません。なぜならば、初期の段階では日常生活で痛みを感じることはなく、運動時や運動後に痛みが生じ、痛みもさほど大きくないからです。しかし、そのまま運動を続けていると症状が悪化し、安静にしても痛みが出て日常生活にも支障をきたすほどになってしまいます。違和感がある段階で接骨院・整骨院に来ていただき、早期の治療をすることが大切です。

接骨院・整骨院では電気療法で骨折により緊張している筋肉を緩和させたり、超音波治療などを通して治療期間を早めることができます。手技によっても痛みを緩和させ、自然治癒力を高めていくことができます。

もしかして疲労骨折かも?と思われた方は症状が悪化しないうちにぜひご相談ください。